違いを受け入れて、新しい世界を知ることが結婚!
ぽつんと百合が咲いていました。
これも違いを受け入れることでしょうか?
新潟の空 ↓ どなたとドライブしますか?
結婚は全く違う環境で育った者同士が、ひとつの新しい環境を作り上げていくことですね。
私の知人夫婦の話です。
彼女は子供の頃から、出掛けるときは、母親が玄関先まで見送る家庭でした。
彼女の姿が見えなくなるまで、母親はその場で手を振りながら見送ってくれました。
彼女は何度も振り返りながら、遠くなっていく母の姿を確認しながら、見守られていることに安心しながら、出掛けて行くのが日常でした。
そして彼女は結婚生活でも当たり前のように、ご主人に同じように見送ったのです。
ですが、一回は振り返りましたが、その後は全く振り返らない。
時には一度も振り返ることもありませんでした。
彼女はご主人の背中を眺めながら、悲しい気持ちになりました。
そしてある時、思いきって自分の気持ちを伝えました。
毎朝見えなくなるまで見送っていること。
振り向いてくれなくて無視されているようで悲しいこと。などなど・・・。
するとご主人は一言
「俺の家は誰も見送ってなんてくれなかった。
だから振り返って手を振る発想もなかった」と。
彼女は意外な答えに驚きました。
誰も見送らないなんて、想像したこともなかったからです。
つまりお互いの育った環境の違いは、こういう日常に表れてくるのですね。
どちらの家庭が良い悪いではないのですね。
ただ違うだけなのですね。
ですがこのただ違うだけが、大きなすれ違いや、溝になってしまうこともあるのが結婚生活です。
これは婚活中にも言える事だと思います。
わずかな違いを、まるでまるごと全ての違いのように捉えてしまうと、婚活も進まないと思います。
違って当たり前なのですね。
もし気になるなら、素直に口に出してみることも必要かもしれません。
もちろんお付き合いの段階によっては、口になんて出せないという方もあると思うので、そういうときはぜひ私たちカウンセラーにご相談ください。
確認すると、案外たいした事で無いこともありますよ。
そして、違いを受け入れることで、今までとは違う世界を知ることにもなるのです。
先ほどの知人夫婦ですが、
彼女はそれから忙しい時は外まで見送らないことにしたそうです。
見送りたいときは、ご主人が振り返らなくても、自分がそうしたいから見送るということに切り替えたそうです。
子供には今でも見えなくなるまで見送るそうですよ。
相手に期待すると、ストレスになりますが、自分がそうしたいからする!という自分軸で行動すればいいのですね(*^▽^*)
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